こんにちは♪
本日の一冊はこちら
あらすじ
超インドア趣味な俺・黒山香月はアウトドア派の四海道先輩に誘われたキャンプで、その魅力を知る。
さっそく次のキャンプも計画するが――「お邪魔します。あ、黒山君」
今度は先輩が俺の家にやって来て!?
一方、先輩との交流がきっかけで学校生活も一変。交友関係が広がり、同じ図書委員のメンバーとまさかこの俺が休日にBBQ!?
インドアな俺を引っ張り、新しい景色を見せてくれる先輩に俺は――。
そして始まる先輩とのキャンプ旅行。今回は星に手が届くと噂のキャンプ場へ向かうことになり……?
週末同じテントで始まる半同棲生活、北海道・富良野で過ごす第二夜。
おすすめ度:★★★★★
感想
二人に進展はないが、いいキャンプ+BBQ回
超インドア派でめんどくさい性格をしている黒山が四海道先輩に誘われてアウトドアの魅力にはまっていく第2巻。
今巻では四海道先輩と黒山の”年齢差”からくる『時間の共有』というどうしようもないことについて悩む姿が所々に見られるも、一期一会の関係が実を結んだ二人の関係。
今を精一杯楽しむ傍らで、そんな時間を共有する難しさもまた自覚するというもどかしさ。
一足先に卒業する四海道先輩。
通う学校、務める会社が違えば生活環境も変わっていき、同じ時間を共有することが難しくなっていくのは誰しもが実感したことがあると思います。
そんな『あたりまえ』のことを悩めるだけの青春を送れているということこそが幸せなのだと卒業した後に気づいたりします。
ラストには満点の星空の元自身に淡い思いが芽生えた四海道先輩だが、二人乗りはもちろんなのだが、今後黒山とどう接していくのか、そして態度は変わるのか今後の彼女の行動が楽しみです。
ここからは作品のというよりもそれとは別の感想…(後悔はしない!!!)
作者様があとがきで書いてありますが、結構自分も同じタイプで、興味を持ったらそれに対して一度は試してみる派です。
実際にやってみないとわからないことのほうが多いですし、やらないで後悔するよりはやって後悔したいですし。
で、本作とは別ですが、実際に『ゆるキャン△』をはじめとしたキャンプ作品を見てキャンプ道具を集めたわけですが…
とりあえず、何年か越し(自分が発案ではない)にBBQを去年の夏にやりましたが、その時はタープをうまく設営できず、作中の二人のようにわたわたしながら設営したのはいい思い出です。
そのあとはちょっと機会がなく疎遠だったのですが、本作を読んでソロキャンならほかの人のスケジュールを気にすることができるのでどこかでやってみようと思いいたることに。
実際にはまだ実行に移せていないのですが、やってみる価値はあるかと。
それにしても、このタイプの作品てどうしてご飯がおいしそうに見えるのでしょうか?
自分自身黒山のような料理男子ではなく、どちらかと言えば四海道先輩よりの人間なので、そっち方面も試行錯誤しながら楽しみを見つけていきたいですね。
作中の二人みたいに”新しいこと”に挑戦していく心を忘れず、どんどん新しいことに挑戦していければと思います。
今度はどこでキャンプをして、どのような料理が登場するのか、今後も楽しみです。