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あらすじ
出世したからには仕方ない。ドワーフ娘も部下にしたら技術無双が捗りすぎた
実力がバレた天才魔導士ガイカク。
自称助手のエルフやら重装兵の女オーガやらを従えて大活躍した結果、
最強の女騎士の試練を超え、彼らは奇術騎士団として正式に認められた。
(助手:先生のお陰で、国中の誰もが私たちを羨んでいます!)
工兵、女ドワーフを配下に加え、技術&戦術無双が加速し、
ガイカクのハーレムもさらに充実。
そんな奇術騎士団に舞い込んだ依頼は、
ソシエを捨てた故郷、エルフの森の救援だった。
(助手:今更頼ってきてももう遅い! と思いましたけど、先生が言うなら助けてあげます……)
ガイカクの頭脳VS過去最難任務、奇術騎士団の死闘の行方は!?
おすすめ度:★★★
感想
1巻で正式に騎士団に認められ、どのように行動するか気になった2巻。
まずは、騎士団になったことで新たな拠点を手に入れつつ、戦力強化に繰り出した一行。
元々雑多な種族をまとめていたが、新たにドワーフが追加。
種族特性も例に漏れることもなくモノづくりのエキスパートということで、彼が”奇術”とする”技術”がさらにパワーアップすることに!!!
そんな新勢力を追加して任務に躍り出るわけですが…
今巻では3つの任務に赴きますが、そのたびに新たな技術を披露されいい感じの物語に。
ただ、話の展開的には結構平だったのでそこが残念。
初動の展開としては実績作りも込みでわかりやすいが、もう少し緩急があってもよかったかと思う気持ちも…
最後のエピソードでは部隊にいるエルフの出身地である地域への派遣もあり、彼女らに報いる活躍が出来たのはスカッとしたポイント。
今後もこのような機会があるのか期待する部分もあるが、それよりも、難易度が上がっていくであろう任務に対してどのような技術を駆使して解決するか、今後が楽しみな作品です。