一生働きたくない俺が、クラスメイトの大人気アイドルに懐かれたら 6

オーバーラップ文庫

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あらすじ

国民的アイドルである“ミルフィーユスターズ”と、共同生活を送る高校生・志藤凛太郎。
彼女たちからの提案で、クリスマスライブのあとパーティーを開催することに。
そのパーティーの裏で、ミルスタの3人は何やら怪しい打ち合わせをしているようで……?
そんな中、凛太郎は風邪を引いてしまい、ミルスタ3人が看病をすることに。
しかし熱のせいでいつもと違う態度の凛太郎に、レイたちは逆にドキドキさせられてしまう!
そして三者三様の気持ちが動き始める――。


おすすめ度:★★★★★


感想


 ある意味一つの区切りとなった今巻。

 ミルスタの三人は一つの目標であった『武道館ライブ』を成功させ、今後の進退について考えさせられることに…

 もちろん、それぞれにやりたいことや考えがあるので、どうなるかは心配していた点もあり、さらに、そこに凛太郎の争奪戦も加わればなおのこと…

 彼を射止めるにはそばにいる現状が最高で、仮に引退するのであればどうしても離れることになるメンバーもいるという現実…

 そして、そんな三人から想いを寄せられる凛太郎も難しい決断を…

 『アイドル』として求められることを考えるなら自分とのつながりがマイナスになるのはどの世界でも一緒。

 個人的には相手も『人間』なんだから異性と関係があってもいいと思うのだが、それを許さない人は存在するわけで…

 まぁ、昔からのイメージでパートナーがいるのが許せないというのは100歩譲ってわかっても共演もだめは本当によくわからない世界。。。

 そういう人たちって逆に異性と一切関りを持たないで生活できるの?

 という世間に対する個人的な感想もありつつ、そんな世界にいる三人との関係をどうするのかも見どころの一つ。

 もちろん、三人は”恋人”になりたいと思っているからこそのアプローチをしているのだけど。

 そんな重大な結末を強いられた年末。

 新たな一歩を歩みだした四人が新年からどのように生活していくのか今後が楽しみです。

一生働きたくない俺が、クラスメイトの大人気アイドルに懐かれたら 5

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