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あらすじ
義妹であり恋人でもある彼女との、二度目の秋が始まる。
心の余裕を取り戻して沙季との最後の高校生活の思い出を積み上げることと大学受験と向き合うことを両立させると決めた悠太。
将来においても自分のやりたいことを優先させるか、それ以外の軸で道を選ぶかを天秤にかけて、ついに自分なりの結論を導くことに……。
いっぽう沙季は“ある人物”の影響で恋人としての“もう一歩進んだスキンシップ”に興味を持ち始める。
自己分析、やりたいこととやるべきこと、音楽ライブデート、はじめての○○、文化祭。
選択と邂逅の秋に“兄妹”が新たな愛情表現を知る触れ合いの恋愛生活小説、第11弾。
おすすめ度:★★★★
感想
アニメも始まったところに新刊!!!(アニメ未視聴です)
『義理の兄妹』として、『恋人』として成長していく二人。
今巻では悠太の気持ちの変化を描いているように一見うかがえたが、それよりも沙季の変化のほうが目立った。
オープンキャンパスを経て気持ちに余裕を持ち、”将来”のことを考え始めた恋人と、様々な選択肢を見据える親友の二人に感化され、遅くなったがオープンキャンパスへの参加。
そこで出会った”教授”から話を聞いたことで自分が”興味”があることが明確に。
明確な目標が出来たことで沙季と同様心に平穏が…
そして、修学旅行で出会った『メリッサ』との再会で満足していたはずの気持ちに”先”があることを自覚し…
自分たちの関係を少しずつだが周囲に浸透させつつ、明確に近づく両親への告白…
すり合わせをし、お互いのペースでゆっくりと進んでいく二人。
賛否のある作品ではあるが、この雰囲気が自分はとても好きです。
次巻では二人の関係がどう進むのか楽しみです。
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