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あらすじ
強引で、それでいてどこか――希うようなキス。
その時の××の表情を見て俺はようやく気付いた。
――どちらが今、“上”にいるのか。
他のライバルたちの影も見えてきて、重い感情をさらに拗らせる彼女たち。その中に新たに参戦するのは、将人の家庭教師先のJK、清楚系文学少女の汐里。実は彼女のウラの顔は、将人にデュフる陰キャオタクだった……!?
『人に優しくする』ことが当たり前な将人の無自覚な優しさを切り崩す、“わからせ”るキスをするのは一体誰だ!?
JC、JK、JD、OL、全世代そろい踏みで迎えるヒロインダービー第2弾!
おすすめ度:★★★★
感想
思った以上に話が進んだ2巻。
あとがきによれば前の巻では登場していなかった最後の一人が登場したことでヒロインが全員集合。
この全員が重い重い…
話の流れ的に1巻と同じように主人公視点の後にヒロイン視点の裏話の繰り返しという、それぞれのヒロインがわかりやすい形になっているのは嬉しいところ。
そして、1巻のころから将人の認識のずれがいつ爆発するか気になっていたが、まさかこんなに早く爆発するとは思わなかった。
この巻での見どころはやはりヒロインたちが別のヒロインを”認識”するところ。
それぞれのヒロインの気持ちが”重い”からこそ”接触”していなくても”認識”することが本当に危険なことだとわかる。
特に危険そうな人物は読んでいた人にとってはわかると思いますが、本当にヤバい!!!
そんな渦中で最初に動いたのは『小さな』行動力。
その行動の成果として自分を”少女”ではなく”女性”と認識させることに成功させ、将人の認識の”ズレ”を自覚することに…
自らの行動がこの”世界”でどれほどの影響力があるか…
さらに動きがありそうな次巻以降がとても気になり、最初にヒロインから”脱落”するのはだれか?
それとも【平等】を目指して爆弾を抱えて”ハーレム”を目指すのか?
どのようなルートに進むも、道中は地獄…
今後が楽しみになってきました。