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あらすじ
異世界に転移し、魔獣の棲む森をさまよっていた清水正一は、可憐な妖精・アミィちゃんに命を救われる。さらに異世界で生き抜くためのスキルを与えられるも、代償として「月1で女の子を絶頂させないと死ぬ」身体になってしまった!
女性経験のない正一は尻込みするものの、アミィちゃん――もとい<災厄の淫溺妃・オルゴアミー>の巧みな話術により、心の奥底にひそむ欲望に正直になっていく。“人生イージーモードの勝ち組美女たちに、俺のドス黒い欲望をぶつけてやる……!
”やがて『魔窟の王』と恐れられる男の異世界開拓記、開幕。
おすすめ度:★★★★
感想
いい感じの異世界開拓物。
冒頭の部分で読んだことがある作品だと思い出し、過去にwebで読んだ作品だと思い出した一冊(最近このタイプ多い気がする…)
作品数が膨大過ぎてよっぽどじゃない限り追いきれないのでしょうがないですよね。
そんな本作は卑屈に卑屈を重ねた主人公と怪しい妖精の二人三脚による異世界開拓物。
なんだろぉ、このワンクッション置かれただけで安心できるのは…(恐らく第三者から渡された不思議な力というのが大きいのか?それとも、レベルが上がることによって解放されていくタイプだからか?)
そんな力を妖精から与えられ、様々なことから得られる”ポイント”を駆使しつつ、デメリットとして”寿命”を維持しながら開拓していくという程よいバランスの上に成り立っている本作。
レベルが上がることで作れる物、支配領域が増え、さらに妖精自身もできることが増えるというゲーマーにとってはわかりやすい要素ありあり。
なにより地球と異世界を行き来できるというのも大きい(もちろん制約あり)
そしてもう一つの要素として女性の行為による強化。
女性と行為を行うことによる恩恵や強化というのもうまくかみ合っているのがいいですね。
デメリットのリセットに、ヒロインを『魔法”少女”』に変身させるという強化。
拠点防衛という点でも戦力強化は必須ですし、それの調達方法として本作は2種類用意しているのもいいですね。
1巻ということで説明や導入部分が多く、ヒロインも一人ですが、話の性質上ハーレムになるのは必須なので、これからどのような属性を持ったヒロインが登場するのか楽しみです。
もちろん、それとは別にして主人公を召喚した国がどのような道を進んでいくのかも気になるところ。