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あらすじ
「キミゼロ」シリーズ、ついに堂々の大団円へ…!!
「今まで『本物の好き』になるまで付き合えたこと、ないんだ」
最初は、罰ゲームがきっかけでお付き合いすることになった。
「リュートの好きなもの、あたしも好きになりたいんだ」
好きな人の好きなものを、自分も好きになりたくなった。
「初めてがよかったよぉ……自分の記憶を消したいよ……」
二人一緒に初めての経験を、いっぱい重ねていった。
騒がしく温かな仲間たちとお互いを想い支え合って、奇跡のような偶然の連続で前に進み続けてきた凸凹カップルは、祝福の拍手に迎えられながら荘厳な教会で改めて向かい合う。
読むとステキな気分になれる「キミゼロ」、堂々の完結!
おすすめ度:★★★★★
感想
まずは、無事完結おめでとうございます。
正直、本編はいる前のカラーイラストの時点で涙腺に来るものがあり、ここまで長い間一緒に見てきたからこその感動が全て詰まっていたと思います。
さらに、『高校』が舞台のラブコメでここまでくる作品が少ないというのも一つの要因になっていたのだと思います。
本当にここまで素晴らしい作品をありがとうございました。
さて、本編についてですが、もはや表紙と上気しているカラーイラストが全てを物語っています。
あまり無粋なことは書き連ねませんが、今まで過ごしてきたことが全て無駄ではなく、ここまで来るために必要な事だったというのがよくわかりました。
高校時代は”子供”として比較的自由に明るく、理想の”将来”と楽しい”今”が描かれ…
大学・社会人ではそれぞれの”立場”の違いからくるすれ違いと、過去に描いていた『理想と現実の差』について言及され…
そして数々の”出会い”と”偶然”の結果今巻の集大成になったと思います。
龍斗と月愛の結婚式はもちろん、周囲で支えてくれていた人たちの”清算”もする最終巻。
アニメしか見ていない人も読んでほしい作品になっています。
最後にもう一度、作品の完結本当におめでとうございます!
次回作も応援しています。
←経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その9