初恋だった同級生が家族になってから、幼馴染がやけに甘えてくる2

ラノベ

こんにちは♪

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あらすじ

俺の初恋だった少女・朝比奈日向が家族になってからしばらく経ったある日のこと。
俺たちの高校において文化祭に代わる、最大級のイベント――
聖夜祭の準備を俺たち生徒会で行うことになった。
俺にずっと片思いをしていた幼馴染・月乃と猫カフェでデートしたり、
日向と一緒に映研が作ったホラー映画を見たり、準備を進めるなかで、
あるとき日向が月乃にやけにそわそわするようになる。
どうやら月乃には日向の様子がおかしいことに心当たりがあるようで……。
「ねえ、悠人。日向さんはね、悠人のことが――」
聖なる夜に、日向と月乃の想いに俺は一つの答えを出す。
同級生/幼馴染と恋人になるかもしれないいちゃいちゃラブコメ第二弾!


感想


 ”初恋”と”幼馴染”の間で揺れるラブコメ第2巻!!!

 異母姉弟という事実が明かされ、日向への思いを家族の思いへと昇華させ、月乃との関係を深めようとする選択は素直に称賛できる。

 前の巻に引き続き、悠人・日向・月乃の三者三様の心理描写がよく描かれており、感情移入もしやすく、歪な三角関係がどう動くのかドキドキしながら読んでいました。

 そして、聖夜祭で突き付けられる”選択”の時、それまでに過ごした二人との時間、想いを胸に悠人の”決意”は素晴らしかったです。

 正直うやむやにして三角関係を続けるのかと思ってもいたのですが、しっかりと考え、選択したことがわかり、とても綺麗なラストでした。

 続きを読みたい気もしますが、月乃のとある”宣言”が個人的には消化できそうにないので、できればここで完結ということにならないか…(次巻が出たらとりあえず、様子見)

一気に深まる”幼馴染”との距離


 1巻の時点で告白されるも、”保留”という形になっている関係ですが、彼女と真摯に向き合うために、”幼馴染”としてではなく一人の”女性”として意識し始め、今まで近すぎて見えなかった月乃の魅力に触れ、その想いを大きくしていく様子は最高です。

 今までも魅力は感じていたのだと思いますが、日向という”初恋”の女性がいたことと、”幼馴染”という近すぎて一緒にいることが当たり前になっていたことからそれに気づかず過ごしていたのはしょうがないかな?

 そして、それぞれの関係の変化とともにその想いも変化し、はたから見れば普通の恋人のように過ごす二人だが、その想いはどこかギクシャクしていて…

 家族になろうと必死になって”初恋”を諦めようと引きずっている悠人

 ”初恋”がかないそうも、悠人と日向の想いを尊重し、一線を引いている月乃

 お互いの想いを共有し、聖夜祭の最後に導き出される”答え”までじれじれした展開ですが、それがまたよかったし、最後に感動できる展開に。

その想いに蓋をする”初恋”


 一方両片思いということがわかるも異母姉弟ということでその想いにキリをつけ、”家族”として過ごすと決めた悠人と日向はさらにギクシャクすることに。

 1巻の時も思いましたが、そりゃぁそうなる…

 逆のパターンの時もそうですが、頭は理解していても心は納得できず、ことあるごとに意識する様子は何とも言えません。

 お互いに家族として一歩引こうとするも、考えれば考えるほどお互いを意識する展開は何ともじれったく、すれ違いが大きくなっていく様は月乃との距離が近づく様子がわかっているからこそ悲しくも…

 そして、お互いの過去・現在の思いを吐き出し、”選択”される結果は…

最後に


 結論をしっかり出した三人の関係。

 結論を先延ばしにする作品もある中でこのようにしっかりとした結論を出したのは喜ばしいこと。

 この先の展開については楽しみも確かにあるが、最初に書いた通り月乃の”宣言”があるためなかなか…

 確かに先に進むためには必要なことかもしれないが、、、

 電子書籍特典は『湊家』総出演!!!

 本編では語られない”家族”の形が語られ、面白かったです。

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