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あらすじ
「神の切り札」こと天使長フレイヤとの戦いを制し、前人未踏の「神々の遊び」9勝目を飾ったフェイたち。人類の悲願でもある10勝目前となり、世界中が固唾をのんでフェイの次なる戦いに注目していた。対峙する相手は世界最強の使徒であり半神でもある少女ヘレネイア率いる『すべての魂の集いし聖座(マインド・オーヴァー・マター)』。神版の「マインド・アリーナ」ともいえる究極のすごろくを舞台に、人間と神との最大の攻防が繰り広げられる。果たして、フェイたちは人類の夢を達成することができるのか? そして、どんな願いも叶うという「神々の遊び」に隠された真実の意味とは――?
おすすめ度:★★★★
感想
人と神の壮大な”遊び”も今巻でラスト!
まずは、無事に完結おめでとうございます!
個人的にはレーシェの元がわかったところが結構ピークだったのですが、そのあとも面白く読ませてもらえました。
ラストはお互いの総力戦という部分で、1巻から積み重ねていたフラグを大回収というなんというか、わちゃわちゃ感が強い最後でした。
ヘレネイアの心境もわかるし、過去の問題があったからこそというのもあるが、ただ”楽しみたい”という思いはまぁ、ゲーマーみんなが本来持ち続けないといけない気持ちだなぁと…
ルールとか勝利条件とかはもうね、本作なら無理難題がデフォルトなんだから…(感覚がおかしくなりました)
驚きはしてもすぐに受け入れていた自分がいますし、フェイの勝ち筋についてはここで今までのフラグを回収していくのかとひとつづつか噛み締めながら読みました。
そして、”10勝”のご褒美ですが、これに関してはフェイたちらしい選択だったこともあり、納得。
個人的にはフェイへの”加護”がねぇ…
同一個体ということで、長年王女様を苦しめていた元凶だと知っている身としては…
あれも一応加護と言えば加護だったのだが…(元があれだったからフェイへの加護がああいう風になった?)
細音先生の作品は大体つながっているので前作など読んでおくと共感が得られるので大変かもしれませんが読んでおくことをお勧めします。
ファンタジア文庫で連載中の『キミ戦』も佳境!
これからも頑張ってください。