北欧美少女のクラスメイトが、婚約者になったらデレデレの甘々になってしまった件について1

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あらすじ

「連城くんにはね、わたしの婚約者になってほしいの」学校で一番可愛いと噂の北欧美少女――愛乃・リュティを本屋で助けた連城透は、婚約者になってほしいと頼まれる。最初は政略結婚を拒否するためのお願いだったのだが、実はその相手が透だと知った愛乃は途端に結婚に乗り気になり始めて……!? これは形だけの婚約者だったはずの二人が、少しずつ互いに理解しあって、本物の恋人となっていく話。


おすすめ度:★★


感想


 結構一辺倒な展開が続くラブコメ。

 出会いがベターなのはいいが、それだけでひたすらぐいぐい行き続けるヒロインにちょっとげんなり…

 しかも、長年想い続けていたとかではなく、本当に一目惚れレベルの付き合いで結構行く感じ。

 タイトルでは婚約者に”なったら”と書いてあるが、ぐいぐい行くのは婚約者になる前からということでちょっとタイトル詐欺も…

 これだけぐいぐい来るヒロインが一人ならいいのだが、同じような感じで倫理観がバグっているキャラがもう一人おり、同じ展開が結構続くのも・・・

 展開にスピード感自体はあるのだが、主人公も根負けして婚約者になったというよりも流れに身を任せた感じで、なおかつ押せばどこまでも推せる感じで恋愛感情もサクッと芽生えるという何とも感…

 一応過去にも婚約者がおり、その際には自責の念+大人の決定に流されて婚約を破棄され、それを引きずっている感じだったが、舌も乾かないうちにヒロインに好意を抱いているあたりどこまで流されるんだろぉと…

 主人公が終始流され、その状況に身を置かれるのを是としているので、スピードはありますね…

 一応争奪戦の態をなしているが、どうなるか…

 ストレスが少ないラブコメが読みたい人にはおススメです。

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