妹が女騎士学園に入学したらなぜか救国の英雄になりました。ぼくが。

ファンタジア文庫

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感想

女騎士の妹の世話をしてたら、なんか女王とかに見初められてた
妹が入学したのは女子のみが通う騎士養成学園。王国最高と名高い学園でも優秀な妹は縦横無尽の活躍を見せていて――
「兄さんがわたしなんかよりずっと強いこと伝えてきました!」
いや、ぼくはただの庶民だけど……?(※嘘です。兄さんはヤバい強さです。無自覚なだけです)
そのせいで学園の女騎士がぼくの前に来たので一応模擬戦したり(※学園最強の女騎士が一瞬で実力差を分からせられました)
運動後のケアをしたり(※兄さんのマッサージは女騎士大喜びで貴族でも評判に!)
普通にしてるだけで、ぼくは王女の目に止まり――え、何故?
自称庶民による無自覚女騎士ハーレム×成り上がり!


おすすめ度:★★★


感想


 タイトルだけで買ってみるも、てっきり勘違い系かと思いきや・・・

 まさか単なる主人公最強系…

 物語自体はテンポもよくサクサク読め、軽く読めるのはいいのですが、勘違いした自分が悪いのですが、どうしてもね…

 内容はギャグよりで、主人公が『英雄』と呼ばれるようになるまでなのですが、ファンタジーとして結構楽しみにしていた戦闘描写は残念なことにほぼダイジェスト・・・

 ただ、主人公の名前が1冊通して出てこないのはとても面白いと思いました。

 実際彼の名前はあるのかとても気になるところ。

 ヒロインに関してはあとがきで作者様が述べている通り、作者様の性癖100%と潔よさが目に見える。

 最終的にどの子が正妻ポジになるのか楽しみではある。

 次巻からはまた違ったジャンルが組み込まれるということで、主人公がどのように苦悩し、周りのヒロインがそれにどのようにかかわっていくのか楽しみです。

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