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あらすじ
伝説の魔王を倒し、自身の実力を大陸中に知らしめたユージン。
その活躍を耳にした父から帰省を促され──恋人であるサラ、スミレと共に帝国へと赴くことに。
しかし、時を同じくして。
百年前に帝都を半壊させた伝説の大魔獣の封印が解けてしまう事態が発生！
そこでユージンは、過去を遡っても誰一人として為し得なかった大魔獣の討伐に踏み切ることを決意。
その討伐の鍵となるのは──ある方法によって、恋人であるサラやスミレと魔力連結をより強化することで……？
「ねえ、ユージンくん。私たちと『身体の契約』を結ぼう？」
──そして、ユージンの出生の秘密が明かされる。
おすすめ度：★★★
感想
2巻でなぜか伝説の魔王と戦うことになってしまい、世界にその名をとどろかせたユージン。
そして、今巻では舞台を学園から移してユージンの故郷へ。
そこで待っているのはもちろん、ユージンが学園へ来るきっかけを作った旧友や幼馴染たち。
恋人たちも連れてどのような展開が待っているのか、、、本音を言うならユージンの幼馴染とのひりつくようなラブコメを期待していたが…
故郷の危機を助けるため、エリーや周囲の人の知識や力を借りて排除するというわかりやすい構図。
今巻の見どころと言えばユージンの出生と力の秘密。
そして、幼馴染との再会。
の二か所でしょうか…
恋人二人との絆も着々と深めている中で、一人離れることになる幼馴染にその関係をまくる手段はあるのか？
この先も登場するとは思いますが、ヒロインのパワーバランスがどうなるのかも見もの。
今後は塔の攻略だけでなく、外部との”政治”にも駆り出されそうなイメージが今巻で出てきたので、そこら辺の塩梅がどうなるのか気になるところ。
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