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あらすじ
「……わたしだよ。さーくん」遂に訪れた初恋の人との再会。
マリヤが”あの子”であると認識した政近は、彼女への思いを巡らせる。
そんな思い出いっぱいな夏休みも明け、征嶺学園は二学期へ突入!
会長選に多大な影響を与えるという学園祭に向け政近はアーリャさんをフォローしようとするのだが、クラスメートと自ら距離を詰める彼女の姿に心を掻き乱される。
「もしかして……妬いちゃった?」
そう言って悪戯っぽく笑うアリサに、更に心は掻き乱されて──。
大人気ロシアンJKとの青春ラブコメ、恋模様が揺れ動く中、
会長選にも新たな動きが!? 波乱の学園祭編、スタート!
おすすめ度:★★★★
感想
4巻4.5巻でマリヤとの”再開”をこれでもかとフューチャーしていたのでこれからどうなるのかという期待がとても大きい状態で読み始め…
とりあえず前回の続きでマリヤとの関係は一旦解決?
マリヤらしいといえばらしい結末にある意味肩透かしを食らった感覚に陥りましたが、その後の展開も併せて結構満足いく結果に。
個人的にはマリヤ好きだったのでもう少し波乱を入れてくれると思ったのですが、最初からメインヒロインは決まっているのでこの結末はこの結末で後腐れなく、悲しまなくて済むので良かったかと…
さて、マリヤとの関係は決着しましたが、アリサとの関係は…
夏休みも明け、次なるイベントは学園祭!!!
今回は学園祭ということで否応なしに周囲との関りが増える状況になり、アリサにとっては苦手な分野の克服へ。
そして、普段政近に対しておんぶにだっこだと感じていることから自分の力だけで周囲から認められようと必死になる様子はある意味子供特有の状態かと…
見ていてとても危なっかしいが、経験の一つとして、更なる成長の一端として頑張る姿が見れたのはいいこと。
今回の成長で今後どうなっていくのか楽しみです。
さらに、今回の活動を通して政近が”嫉妬”するという珍しい姿が見れるのもいいですね。
さて、学園祭の裏で何やら動いている存在がおり、今巻ではにおわせるだけにとどまりましたが、次巻ではいったいどのようにかき回してくれるのか今後の展開が楽しみです。
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