最後の英雄に捧ぐ花嫁学園

ファンタジア文庫

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あらすじ

未来に渡った英雄を待ち受けていたのは、彼の花嫁を育成する学園!?
自身に並ぶ強き者との出会いを求め、未来へと旅だった英雄・アレク。
しかし彼の側近は勘違いから、伴侶となる花嫁を育成する学園を設立しており――。
花嫁修業と称して研鑽を積んだ次代の姫たちとの日々が始まる!?


おすすめ度:★★★


感想


 世界を救った『英雄』が最終的に何を求めたのか…

 ”世界”としてはいくつかの選択肢が思い浮かぶが、『英雄』”本人”が何を望むのかは作品やその人の性格などが反映されるが、本作はそんな救った”あと”の話。

 本作の主人公は”強者との戦い”を望み、”現代”では望みが無いので”未来”にその望みを託した人物。

 その際に側近との会話の祖語があったため望むような世界にはなっていなかったというあらましだが、『英雄』に並び立つ”花嫁”を育成するにあたって思わぬ副産物が…

 魔法に対する認識が変わり、自分たちも想像する”戦闘”のための技術だけでなく、新たに”生活”のために使われ、その方法も電化製品をオマージュしている点もちょっと面白かった。

 内容自体は学園ハーレムものなので、合う人と会わない人がいますが…

 舞台が”学園”ということで登場人物は1巻から多いです。

 さらに設定上登場人物(花嫁候補)が出しやすい関係上どこまで登場人物が増えるかわかりません。

 今のどころ主人公が恋愛方面に全く興味を抱かず、”魔法”の新たな可能性のほうにのみ目がいっているのでどのタイミングで舵を切れるか?

 ただ、主人公の最強設定があり、初見の魔法をヒロインのオリジナルだろうが何だろうが改善して使えるという本当に人を選ぶ性能。

 爽快感を得たいならいいかもしれないが…

 ジャンル的に合うと思ったら一度目を通してみるのもいいかも?

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