最近雇った独占欲の強い美少女メイドが、実は王女様だった。

GA文庫

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あらすじ

最近雇ったメイドのシアナはとても優秀だ。
メイド経験が無いのにメイドのことを熟知しており、頼んだことはもちろん頼んでないことまで完璧に、僕のお世話をしてくれる。
だけど心配性で、貴族学校に入学した僕に「女性とあまり関わらないよう」言ってきたり、
噂好きなのか「第三王女フェリシアーナ様」の印象を聞きたがったりする。
それに時々「国の方針が…」とか変なことを口走ったりもして――。
「ご主人様。私の居ない間に女性を連れ込んだり、していませんよね?」
無自覚タラシなご主人様と、独占欲強めなメイド(王女様)が織りなす身分差ラブコメディ!


おすすめ度:★★★★


感想


 なんか見たことあるタイトルだと思い購入。

 予想はあたり昔カクヨムで冒頭の数話を読んで面白そうと思いつつ、買った本や私生活によって読まなくなった作品の一つ…(というか、一時期web作品も漁っていたころの作品が大体同じ理由で読めなくなってる)

 ということで新鮮な気持ちで読むことができましたし、タイトル通りの内容なので、重いヒロインが好きな人はドンピシャ。

 話自体は序盤も序盤なので、これからどうなるのか期待したいところですが、さっそくヒロインが増えるとは思ってなかったです。

 そもそもヒロインである王女様が好きになった理由が幼い頃から明晰だったヒロインが父親と共にパーティーに参加した際に唯一純粋な心を持ち、”自分”を見てくれた主人公に一目惚れしたというところから始まったのだが、そこからずっとなので重い重い(好みです)

 ただし、爵位の差もあるのですんなりと婚約などできるわけもなく、タイトルのような状況になっているのですが、主人公の父親とはどのような話し合いでこうなっているかはweb版も冒頭しか読んでいない自分は不明なのでどこかで語られるのが楽しみ。

 そして貴族学校に通い始め、四六時中一緒にいられないことからほかの女生徒に目移りしないように課した”注意事項”もいい感じに自分の欲望が出ていていいですね。

 そこから主人公の言葉に一喜一憂する姿もかわいらしいものですが…

 そこは悪鬼はびこる王城で過ごしてきた王女様…

 ”敵”に対して非情な行為も行うという怖い一面も出してくれたが、両方が真っ白というよりマ個人的には好感が持てる状況。

 そして、さっそく登場するライバルもまた非常な行動に移れる性格をしているが、アプローチが真逆なのでここからどうなるか…

 もちろんどっちの方法がいいかというところはわかりませんし、好みの問題もありますが…

 さっそく宣戦布告と言えるものもあったので、本当に今後どうなっていくのか楽しみな作品です。

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