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あらすじ
「あなたが、あの時助けてくれた運命の人……？」
幼い頃ヒーローに憧れ人助けをしていた入江司は、高校二年になったある日、過去助けた女の子たちに自分が命の恩人であることがバレてしまう。しかも女の子たちは学園で有名な三大美少女様で……!? 幼馴染、生徒会長、現役モデルの同級生と三人立て続けに正体がバレ、全員なぜか急に様子がおかしくなって好意を寄せられる……。
「今日は手をつないでもいい……？」
命の恩人だとバレたことをきっかけに学園の三大美少女様に好かれることに!?
身バレから始まる学園ハーレムラブコメ！
おすすめ度：★★★
感想
万能主人公によるハーレムもの。
ハーレムものとしては気兼ねなく読めるが、いかんせん主人公が本当に何でも出来過ぎて展開次第では物足りなくなるかも…
ヒロインに対しては全員が幼少期に助けてくれた”ヒーロー”に一目惚れをし、それを追いかけていたので納得できるところではある。
基本的にはドミノ式にヒロインに自分の正体がばれ、アプローチが始まるというもの。
今巻に関しては1巻ということでヒロインの立ち位置や今後の展開の布石を敷き詰めるのが目的というところ。
それぞれのヒロインが個性的でいい味を出しているからこそ個人的に主人公の万能ぷりが・・・
本人は助けたことが黒歴史になっているようだが、過去に『正義の味方』にあこがれたことがある人なんていくらでもいるのでは？
そして、それを成し遂げられるだけの行動力が備わっていたということが大きいが…
今後の展開としてはそれぞれの強みを生かしたアプローチになるというのはわかるのだが、下手したらそれらを主人公が上回りそうなのが怖いところ。
問題が起きても正直1巻の時点で結構な万能感を出してしまったのがネックになってきそう。
ヒロインの深堀も気になるので今後に期待か？
