私より強い男と結婚したいの 清楚な美人生徒会長(実は元番長)の秘密を知る陰キャ(実は彼女を超える最強のヤンキー)

ラノベ

こんにちは♪

本日の一冊はこちら(*’▽’)

あらすじ

陰キャボッチの少年・小暮秋良は、ひょんなことから美人生徒会長の高崎雫花が元女番長だという秘密を知ってしまう。彼女は自分より強い男と結婚したいらしいが、実は秋良こそが、彼女を超える最強のヤンキーだった。


おススメ度:★★★


誰しもが1度は読んだことがある”絵本”から何を勘違いしたのか相手に”強さ”を求めた雫花と普段は陰キャボッチ、実はヤンキーのトップの秋良の凸凹ラブコメ。

ヤンキーを題材ということで暴力シーンは結構入っていますが、結構マイルドになっているというかコメディ調になっているので、基本的には全編ラブコメとして読むことができます。

雫花が”強さ”を求めたのは絵本が原因!!?

『白雪姫』や『シンデレラ』といった有名な作品に共通することと言ったらハッピーエンドであることと”王子様”が出てくる点。

そして過去に”王子様”に憧れを抱いた女性は一定数いるのではないでしょうか?

雫花は何を思ったのかハッピーエンドの”その先”を想像し、幸せに暮らしていくには何が必要かということを考え始めてしまいました。

”王子様”ということでもちろん『家柄』は一級品ですが、ではほかの要素はないのか、、、考えてぱっと出てくるのだと『教養』、そして派手なので行ったら『武術』などがあげられますし、その時代によって求められるものは違ってくると思います。

才色兼備である雫花がそれらのことから導き出した”答え”こそ、タイトルにもある『自分より”強い”男』という結論に。。。

彼女の言う”強さ”というのは結構講義の意味になっており、『知力』でも『武力』でも何でもよく、何かしら自分よりも明確に格上であるという証明がされればいいということですが、天が二物も三物も与えているような人に勝てる人などなかなかいない状況。

ヤンキーというアウトローに走った理由も非行などでは全くなく、”強い男”を探すための手段という頭が痛くなるような理由でしたし、それで普段は優等生も務めていたとかほんとどんな超人?

結局雫花のお眼鏡にかなう相手が見つからないまま本作に突入することに…

秋良が番町の理由…

雫花に惚れられた秋良ですが、彼自身も雫花に負けず劣らず番町になった理由がすごい・・・

本作開始以前のことの詳細はわかりませんが、彼の証言からすると雫花と行動を共にするまで中学卒業まで友達が0だったことがうかがえます…

しかも本人は友達が欲しかったと発言していることからもあえて周りから距離を取っていたわけでもないというとても可哀そうなことに…(自分も友好関係は狭かったですが、流石に0はなかったなぁ)

さて、見た目が陰キャでボッチということで周囲の対応は大体2種類に分かれるかと…

まず1つは極力”関わらない”ようにする。恐らくこの反応が大多数を占めると思います。

入学・クラス替え当初の友好関係が限りなくフラットな状態ならいざ知らず、グループがある程度完成された状況ならよほどのことがない限り関わり合いを持ちませんし、皆さんも1年でほとんど話をしなかった人の1人や2人いませんでしたか?

2つ目は”いじめ”ですね。

周りに誰もいないということは陰口も告げ口もされずらく、さらに気弱だとその行為に拍車がかかるのも残念ながらわかってしまいます。

では、秋良の場合はどちらだったのかというと恐らく1だったのではないでしょうか?しかし、”陰キャ”という外見と雰囲気から外では結構な割合で絡まれていたことがうかがえます。

そして絡まれれば誰でも鬱陶しいと思うのが普通ですし、秋良もまた周囲がうるさい・煩わしいという理由からヤンキーのトップになったという経緯らしいですが、個人的にはこんなとんでも経緯をもつ2人はお似合いなのではと?

実は秋良だけでなく雫花もボッチだった???

漸く秋良という理想の男性と巡り合った雫花ですが、ここからどのようにアプローチしていくのかとワクワクしていたら…

理想を追い過ぎて恋愛経験はもちろん0←これは読者の多くが望んだことだと思います。

ではとても積極的なのか?←思考のループに陥って基本的には何もできなくなるいわゆるヘタレです。

上記の2つのことからわかる通りアプローチしたいのになかなかできないという心の葛藤がとてもかわいらしく、ギャップもよかったです。

さて、そのままだと話が進まないので、恋愛を学ぶにはどうするか…本作の生徒会長でもあり、過去から人気者っぽい雫花の周りには親友ポジのキャラくらいいるだろうというこちらの勝手な思い込みをあざ笑うかのように誰も存在しないという事実…

一応本作ではそこら辺をちゃんと救済してくれるキャラが登場しますが、もしそのキャラがいなかったらと思うと、どれだけ遠回りする話になることか結構恐怖を感じてしまいました。

喧嘩等のヤンキー作品のあれこれは結構サラっと

ヤンキー系の作品ですと切り離しずらいこととして、”喧嘩”や”抗争”が頭をよぎりますが、本作ではそこらへんは設定を使っているだけであまり詳細な描写はありません。

もちろん”喧嘩”のシーンはありますが、基本的にはワンパンやそれらの描写すらされないので、そういう描写が苦手な方も十分読むことができます。

恐らくそういう描写で一番濃かったのはなぜか発生してしまった『秋良vs雫花』ですかね…お互いがお互いの強さを再認識しあうシーンになりますが、正直内心と描写から『ラブコメ』ではなく男同士の『青春』のほうがしっくりくるという作中一番熱いシーンになっています。

最後に

両片思いの恋愛初心者である2人がなかなか素直になれず半歩前に進めたくらいで本作は終わっていますが、個人的には続きが気になります。

今巻では雫花が一方的にアプローチしていただけですが、秋良も雫花に淡い思いを抱いているのはわかっていますが、雫花の評判に気後れしてしまっている状況なので、禅譲を打開してどのように先に進むのか楽しみですね。

そしてもう一つの楽しみとして秋良の目標というか夢にもあります。

ズバリ『友達100人出来るかな』!!!

小学生のような目標ですが、ずっとボッチだった彼にしてみればとてもあこがれる目標であり、現在は2人なのか?

次巻以降でこの人数が少しでも増やすことができるのか?隠れた楽しみだったりします♪

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