サークルで一番可愛い大学の後輩 2.

ファンタジア文庫

 こんにちは♪

 本日の一冊はこちら

あらすじ

夏、多くのイベントを通して、僕と美園の距離はさらに近づく――
夏には僕の所属する大学の近くで大きな花火大会がある。学園祭実行委員会で仲良くなった今なら、誘うこともできるはず――! 期末テストに花火大会。そしてサークル旅行を通して、先輩と後輩の関係が近づく第2弾!


おすすめ度:★★★★


感想


 2巻で打ち切りということで、ひとまずお疲れさまでした。

 じれったい二人が付き合いだしてこれからどうなるのかというところだったので、残念ではありますが、話のキリ自体はとてもよかったのでそこは救いかもしれません。

 中途半端なところで打ち切られると続きがとても気になりますからね(実際に何作かもやもやした気持ちになりつつ続巻でないかなぁと望んでいたりします)

 さて、1巻の時点で美園は牧村に対してアプローチし続け、牧村も少なからず美園に対して惹かれた状態になったところからスタートした今巻。

 どのように接していいか探り探りでありつつ、サークルという形で様々な交流をしていく二人を見ているととてもじれったくもその感覚がわかる気がする展開。

 高校生のような勢いでどうにかなる時期でも、社会人という様々なものに縛られた立場でもなく、大学生というある意味最も中途半端でありながら最も自由な時期でどちらの気持ちも理解できる展開は読んでいて気持ちが楽でした。

 今までのようなサークル活動での交流はもちろんのことプライベートでも関りが増え、その想いに蓋ができない状態でもどのように関係を進めるか悩める姿は相応でよかったです。

 実際プライベートやサークル活動と二人の絡みが多様になってきてとても面白かったですし、二人の距離感が何とも言えなくてもじもじさせてもらいました。

 美園を狙うライバルの登場、背中を押してくれる存在の力を借りて想いを重ねた二人には純粋に感動を。

 残念なことに本作はここまでということですが、続きがwebで読めるということで、時間のある時に読んでいこうと思います。

サークルで一番可愛い大学の後輩

タイトルとURLをコピーしました