こんにちは♪
本日の一冊はこちら(*’▽’)
あらすじ
刺客プレイヤーへのリベンジを誓い、修行の末に新たなアーツを習得したユーリ。加えて、グリムの製作した幸運値をさらに増大させる新装備を身に着け、ユーリは刺客プレイヤーをぶっ倒すためにワールドマップを駆け巡るーー!その最中、ピンコと名乗る人物との接触によって、最大規模のワールドクエストーー『絶滅大戦ラグナロク』開始のアナウンスが流れる。それは、ペンドラゴンを将とした“女神軍”と、ユーリを将とした“魔王軍”による、全プレイヤーを巻き込んだ決戦イベントの開幕を告げるものでーー!?最弱ゴミクソプレイヤーによる最強のVRMMO譚、第4幕!
おススメ度:★
個人的には本作のゲームを運営している運営陣の阿鼻叫喚を見るのが好きで、逆に言えばこれ以外あまり言うことがなかったのですが、とうとう運営陣も成長してしまい、あまり面白くない状況に…
あとは今まで通り、ユーリがやらかすだけのいつものパターン。
一応次巻が最終巻ぽく、ゲーム全体を巻き込んだ総力戦になる予定っぽいですが、もはや勢いだけで、ジャンクフード的に読むくらいか?
本作だけではなく、ステータスガン振り系の作品にありがちなのですが、マイナス面が多いのを言い訳にして無茶苦茶しますよね…
それでも、ここまで読んできたのである程度のことはもう割り切ることにしていたのですが、今回新たに入手したスキルで一気になえてしまった…
解釈違いかもしれませんが、「HPが”減っている”ほど威力と攻撃範囲が上がる」というスキルなのですが、ここまで読んだことがある人ならわかる通りユーリのHPって1なんですよ。
HPが1のキャラのHPが”減る”って0だと思うんですよ…
どう解釈しても最大HP1の残りHP1って100%という疑問と共にね…
もともと『言葉遊び』みたいな作品だったのでこんなもんかと思わなくもないですけどね…
最終巻を読むかどうかはちょっと考え中…
ラストに向けて加速する物語
ネタを出し尽くしたのか、それともやりたいことをやりつくしたのかわかりませんが、終わりに向けてその準備の巻。
前の巻から結構終わりが見えてきていたといえば来ていたのですが、まぁ妥当と言えなくないかな?
しかも、今巻でいろいろ出してしまったし、今後の展開も結構予想がついてしまうのが悲しいところ。
スナック感覚で軽く読むにはいいとは思いますが、がっつり読むものではなかったかな?
次巻で終わりっぽいですが、今から1巻から揃えてという方はあまりおススメできる作品ではなく、1・2巻くらいまでがちょうどいいかと思います。
もともとがweb作品だったこともあり、テンポがメインで、浅い作りになっており物語自体を楽しみたい人は避けたほうがよく、サクッと読みたい人向け。