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あらすじ
魔力を持つ覚醒者がダンジョン攻略者となり、富や名声を得る世界。
最弱の攻略者・天地灰（あまちかい）はあらゆる【ステータス】を閲覧できる『神の眼』を手に入れ、世界で唯一成長できる存在へと成った。
数多のダンジョンを完全攻略し攻略報酬を得て急速なレベルアップを遂げた灰は、S級攻略者と共にA級ダンジョンを攻略することになるのだが――
同行者は世界最強の女性攻略者であり、命の恩人である銀野（ぎんの）レイナだった！
灰は憧れの人と共闘することになり――!?
最強の頂きを知る特別な存在となった最弱の少年が、世界の最強たちを凌駕する英雄譚、第２幕！
おすすめ度：★★★
感想
成り上がりもほぼほぼ終了？の第2巻。
1巻の時点ではさっぱりだった世界の秘密だが、今巻でもほぼ不明の状態で進行。
というよりも、1巻のころから表紙で登場しているもう一人のヒロインであるレイナをめぐるのが今巻では中心か？
彩との関係も彼女や周囲からの働きもあり徐々に距離を縮める動きになっているが、後発になるレイナはどのように動くのか、、、
ファンタジー要素よりラブコメ要素のほうが強かった今巻。
多くの頑張りを見せた彩に強力なライバルが出現し、今後はどう動くのか？
肝心のファンタジー面のほうですが、、、
個人的には物足りなさが大きい。
戦闘はほぼ相手と自分の数値を比べて割愛。
自分より数値が大きい相手だと一応戦闘になるが、それもすぐに終わるので消化不良。
妹の病気ももう少し引っ張るのかと思ったら思った以上にさっぱりと終わらせるという感じに…
一応次巻に向けて熱いところで終わったが…
ラブコメ面としては満足いく作品だが、現代ファンタジーとしてみると今一歩物足りない。
次巻以降で世界の秘密が明らかになり、ファンタジー要素が強くなればもう少し戦闘描写とかもよくなるか？
