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あらすじ
善良さ故に奪われ続けた前世の反省から「悪徳領主」を目指すリアム。
彼の行方不明中に起こった領内の混乱も収束し、リアムは首都星での修行を再開していた。
そんな中、案内人は新たな策を巡らせており――
「忌々しいリアム――お前の吐き気を催す感謝の気持ちとももうすぐお別れだ」
軍事国家「グドワール覇王国」が帝国へ宣戦布告!
今回は参戦しないはずのリアムも、何者かの思惑で前線近くの惑星に代官として派遣されることに。
行方不明事件の反省から、天城達に出撃を禁止されたリアムだけど……?
悪徳領主が目標だから「悪代官」にも憧れちゃう勘違い領地経営譚、第8幕!!
おすすめ度:★★★★
感想
案内人が本気で妥当リアムのために行動する巻。
今までも様々な方法を取ってきた案内人だが、今回は同類の登場。
案内人とは別の感情を糧とする人外の存在が、リアムにその牙を向けるが、、、
結果はある意味わかっているが、どの程度の差なのか楽しみなところ。
そして、修行期間も終了間際ではあるが、帝位争いの渦中一歩も二歩も後退したカルヴァンも今回は自分の優位を取り戻すため動き出す。
さらにリアムのおかげで快進撃を続けるクレオ派閥にも動きが…
web版から加筆修正され、動きが細かく、補完された展開にニヤニヤが止まらない。
悪徳領主を目指すリアムが今回とるムーブは時代劇でおなじみの『悪代官』!!!
ことごとく失敗しているリアムの悪徳ムーブが今巻では成功しているのか是非読んでほしい。
そして、某ル〇-シュのような仮面と黒い機体はいったいどのような活躍をするのか…
どんどん化け物のようになっていくリアムだが、今巻でその片鱗が明らかに…
長かった修行期間が終わり、帝位争いも終盤に近付いてきているが、ここからweb版とはどのような違いが待っているのか、次巻も楽しみな一冊です。