陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです 8 

HJ文庫

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あらすじ

季節は秋を迎え、文化祭シーズン。
委員長の後静さんがギャル化したことで“簾舞ハーレム”なるものの存在が噂され、嘘だと知りつつも七海はやきもきしていた。
そんな噂をかき消し、陽信がクラスに馴染むためにも文化祭に積極的にかかわることを決めたふたり。
しかし、皆の悪ノリもありクラスの出し物はコスプレ喫茶に?
「……陽信が頑張ってたから、ご褒美になるかなって」
陽信のために七海の衣装も七変化! 恋人たちの文化祭が始まる!


おすすめ度:★★★★


感想


 夏休み期間中の問題が解決し、委員長である後静さんのイメチェンと結構イベントが盛りだくさんだったが、二人のイチャラブを見せつけられ、次はどうなるかという今巻。

 表紙で七海がメイド姿をしているので主題は割と予想できたし予想通り。

 予想できなかったのは今回の”騒動”について。

 今回は陽信の今まででの行いが直で出た形に…

 ボッチだった彼が急に七海を含むグループと行動することで起こったイベントだが、確かに友達と言える人物はいなかったし、そもそも学校パートですら七海達以外と会話しているシーンなかったかも…

 そんな邂逅もしつつ、噂を払拭するべく動き始める二人。

 その解決方法がまぁ、妥当と言えば妥当な方法で、『ラブコメ』なら納得できる展開に。

 ようはいつも通り甘さを求める方向けの話になっています。

 個人的には後静さんサイドの話を掘り下げてほしいところですが、きっと今より仲良くなった時、そして、溝が本当の意味で無くなった時に語られると信じて楽しみにしています。

 さて、ぐいぐい攻めてくる七海に終始押されっぱなしの陽信ですが、この先どうなるか?

 次巻も楽しみです。

陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです 7 

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