こんにちは♪
本日の一冊はこちら
あらすじ
補習が終わり、かねてから考えていたアルバイトを始めた陽信。
そこにはなんと、大学生の美人で黒ギャルな先輩がいて……
「あーしのことは、ナオナオって呼んでいいからー」
凄い勢いで距離を詰めてくる先輩にたじたじな陽信。そんな陽信に七海が嫉妬を爆発させてしまい――
七海と仲直りをするために、陽信は初美と歩の力を借りて海でキャンプをすることに！
七海の誕生日が迫ってきているなかで陽信が講じた作戦とは!?
大人気カップルラブコメ第七巻！
おすすめ度：★★★★
感想
今巻も甘々な二人に期待できる7巻。
正式に付き合い始めたにもかかわらず不穏な手紙から始まった今回の騒動も今巻で終幕。
七海と付き合ったことで多少前向きになった陽信、今まではネットの限られた繋がりしかなかったのが七海を通して広がり、今巻では初のアルバイトをすることでさらに広がることに。
もちろん、外とのつながりが広がるということは七海の知らない人物と陽信が仲良くなるわけで、、、
ここまでこれば今まで読んでいた人やラブコメをよく読んでいる人にはわかると思いますが、嫉妬という可愛い感情を抱いてくれます。
まぁ、今巻の焦点となるカギとして”嫉妬”はあると思うんですけどね。
展開としてはよくありますが、アルバイト先によほどが無い限り異性のスタッフもいると思いますが、前回の”手紙”と委員長からの告白も合わせた様々なことが重なり疑心暗鬼に陥っていく七海の心労は現実でも起きると思います。
結局七海大好きな陽信がぶれることが無く、彼女を第一に考えることで元鞘というか、さらに仲を深めることに。
今回、ちょっとしたズレによる行動を修正させるためのイベントももちろん用意されていますが、個人的にはきっかけにはなっているが、この二人に対してはあまり変わらないのでは？という疑問も。
一応マンネリなくいろんな姿を見せてくれるので挿絵があるラノベでは嬉しい展開。
それらの過程を過ごすことで後半の”答え合わせ”へ…
”嫉妬”による不名誉な噂。
”嫉妬”による理不尽な行動。
”答え”が得られたからこそ納得はしますが、感情的に動くことは誰しもがあるはず。
前回から続く”手紙”の騒動は個人的には誰も悪くないと思いますし、誰しもが直面する問題だと思います。
そして、陽信と七海も目に見える形としてさらにもう一歩進むことに。
七海の誕生日に陽信から渡される『プレゼント』。
様々な作品、様々なシュチュエーション、そしてそれぞれの人によって渡すものは違うと思いますが、今回陽信が渡した『もの』はこれまでの七海のことを考えると彼女の中に陽信との確固たる”繋がり”を形作るには最適なものであると思います。
相手のことを本気で尊重し合い、考える真面目な二人がまた一歩成長した今巻ですが、今巻で成長したのはこの二人だけではありません!!!
ラストでは本当に驚きの状況に…
次巻以降いつものグループに変化が起きるのか、今後の展開も楽しみになってきました。
←陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです 6
