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あらすじ
大賢者の魔力と智を以て、悩める少女を導き国家解放を成し遂げろ!
十二天魔導に就任したアネットと共に帝国艦隊に包囲されてしまった貿易国家ヴェニス王国に派遣されたロイ。中等部の生徒たちの救出、及び包囲網打破のため暗躍を開始するが……実力不足に悩むアネットの様子がどこかおかしい。さらに頭を悩ますのが――「ロイ先輩はアネット先輩の彼氏には早いっス! もっと実績を積まないと釣り合わないっス!」中等部の天才にしてアネット信者、フランへの魔法指導に参加することに!?
そんな中、帝国最年少の親衛隊アレクシアと邂逅するロイ。大賢者エクリプスと同等の実力を持つと言われる彼女を抑えながら作戦を成功させるため、ロイは魔力と智を総動員させる!
おすすめ度：★★★★
感想
物語も終盤の4巻。
今巻のメインは今までも活躍の場を与えられていつつも物語の中心に来ることが無かったアネット！
帝国の侵略を押さえつつ、三足の草鞋を履き孤軍奮闘をするロイの今巻の活躍は???
なかなか侵略がうまくいかない帝国の次の手は3同盟とは別の角度からの侵攻。
この手に関しては結構いい手だと思っているし、兵糧攻めは戦争においてはいい手段ですしね。
それにしても、終わりに向かっているのはわかっているのですが、物語のスピードがどんどん上がっている気がする。
もちろん結構しっかりした描写を描いてくれているので気になるほどでもないのですが…
帝国の侵攻に対抗し、大打撃を与え、そしてアネットが真価を発揮する今巻。
終盤に向かって戦力が整っている感じがいいですね。
帝国側も結構削れているのでこれからどうなるか？
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