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あらすじ
「私、オタク君の事もっと知りたいな」
文化祭も成功し、楽しい日々は続いているがオタク君には一つ大きな悩みがあった。優愛の誕生日が近いのだ! 女子にプレゼントをあげたこともないオタク君は、何をあげればいいのか果たしてプレゼントをあげていいのかもわからない。悩んだ末、優愛と共通の友人であるリコに相談をもちかけてみるが――。誕生日のほか、ハロウィンにさらには第2文芸部でコミフェ参戦! と一年生後半も忙しいオタク君とギャルと仲間達。これはギャルの趣味を理解するオタク君と、オタク君の趣味を理解するギャルの学園ラブコメ第二巻である。
おすすめ度：★★★
感想
結愛の誕生日プレゼントを選ぶところから始まる本巻。
下心なしに相手のことを考えて行動するオタク君。
ただし、ヒロイン二人はそんな彼の行動一つ一つに感化され、些細なアプローチを続ける毎日。
1年の後半ということでデートだけでなく、ハロウィンに年末年始、残念なことにクリスマスだけはぶられる結果に…
その代わり、本作のメインと言ってもいい”オタク”部分の最大のお祭り、『コミケ』がフューチャーされることに。
同人誌を作り、初めての戦場へ…
そこでもオタク君の万能はいかんなく発揮される結果に…
本当にすべての面で段違いのモノを持っている主人公…
一つ一つのエピソード自体は短いので、少しずつ読むにもいい作品かと。
今巻ではどちらかと言えば”オタ活”がメインだったように感じましたが、次巻以降いったいどのような展開になっていくのか…
この不思議な多角関係のいきさきは気になるところです。
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