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あらすじ
妹分の正体は――竜!? 波乱を呼ぶ魔法学園ファンタジー第2弾
「このままならば――貴様は退学だ」「なんでぇ!?」
その特異な体質から魔法学院の在籍を許されたリクス。だがシノの付きっ切りの指導もむなしく、壊滅的な成績を叩き出し至極真っ当な理由(?)で退学の危機に瀕してしまう。
「団へ帰るっす! それを拒むというなら、力尽くでもッ!」
さらにそこに傭兵時代の妹分・トランがリクスを連れ戻そうと学院にやってくる。学院の中で“竜”の力を存分に振るう彼女のせいでこのままでは即刻退学!? 学院に残るため、リクスはトランを自身の召喚獣にしようと彼女との契約を狙うが――
え? トランって元々は俺の召喚獣だったの? なにそれ!?
おすすめ度:★★★★
感想
魔法が使えない魔法使いもの第2巻。
今巻のメインは1巻のラストでリクスを狙っていた少女が様々な騒動を巻き起こす。
そもそもの原因が傭兵団から逃げたことだが、そこで育ったことで常識もないのも問題だが、人外に黙って逃げおおせると思っていたことに(笑)
現実でも犬などは主人の匂いを追ってくるということをするのだから、それよりも上位の存在ならね♪
話の出だしも1巻の時同様退学の危機から始まる…(これ、もしかしてずっと退学と背中合わせか?)
そして、”部活動”で実績を作るというまぁ、学園物なら妥当な条件を提示されるも、本作に限らず異能ものの部活動…
はい、重要な欠点を抱えたリクスが入れる部活があるかうかがわしい状況でスタートし、その結末がとてもとても面白い惨劇に(笑)
そちらとは関係ないが、裏で暗躍している存在も示唆され、暗躍の場面が描かれましたが、どの程度小出ししていくのか楽しみです。
今巻で新たに仲間を増やしたリクス達ですが、次巻以降いったいどのような展開が待っているのか、そして、リクスの退学は免れるのか…
二重の意味で楽しみです。