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あらすじ
超大作エロゲ『運命48』の嫌われ貴族レオルドに転生してまった俺は、帝国との戦争を終わらせるため皇帝アトムース襲撃作戦に参加することになった。
作戦は順調で大きな問題も起こらず、帝国へ潜入できたところまではよかった。
しかし俺は、ついに遭遇してしまったんだ。あのグレン・マグニードに……！
単独でモンスターパレードすら制圧した化け物、帝国最強「炎帝グレン」。
正直勝ち筋なんてまったく見えない。
けどそんなこと、俺が諦める理由には――ならない！
「死にたくないから、頑張った。今度は失いたくないから戦うまでだ」
「金豚」と蔑まれていた少年が、いつか「金獅子」へと至る奮闘記。第５幕！
おすすめ度：★★
感想
前の巻で開幕した対帝国戦開戦…
ファンタジーものであろうと戦争ということで、どうなるのか楽しみだったのですが…
まさか1巻で終戦まで…
しかも、二面作戦を取っているので結構長引かせることができる状況もあってコレ…
一応web版も既読だったのですが、盛り上がる機会だったので書き下ろしとかあるのかと思っていたのですが…
まさかのほぼそのままで1冊で完結…
web版だとそのスピード感がいいのかもしれませんが、書籍だと、もう少し詳細や裏側を練りこんだほうがよかったのでは？
特に防衛線ではレオルドの特異性を押し出したかったのかもしれませんが、あっさりしすぎて何とも言えない感じに。
web版を読んでいた時はサクッと次の話や場面に移行するし、一話一話の文字数も結構短いので良かったのかもしれませんが…
帝国潜入組も結構グダグダというかなんというか…
1冊で終わらせるならそんなもんかという感じの展開が多い印象。
途中手段と目的が入れ替わっていたあたりは頭を抱えたくなりましたね。
web作品ということで話のスピード感はあるのですが、ここまで来たらそろそろスピード感を押さえてもオリジナルの展開を出して差別化を計ったり、web版では語れなかった”裏”を補強したりしてもいいのでは？
そろそろweb版に追いつこうとしているので、ここからどうするのかは楽しみ。
一応ここまで追いかけているのでもう少し追いかけるつもりです。
